山のもの ;海のものとも山のものとも
2005/09/18 up    
北アルプス 後立山 南部
扇沢〜鹿島槍〜五竜岳〜唐松岳〜八方尾根
2005/09/11〜13
単独 ・ キャンプ ・ 縦走 (夜行泊+)2泊3日  [歩行時間 24時間]
扇沢〜親不知の予定だったが天候不良(という天気予報)のため唐松岳までで断念
時間・数値・装備及び感想は、この山行時・個人のモノです あくまでも参考としてください

 前々日にバスを予約するが、一変して天気予報が悪くなる   選挙なので【期日前投票】を済ませる
 やっぱり夜行バスは苦手 眠れない
 新宿発 さわやか信州号/季節;ブラボー企画 03-3295-1541 22:15新宿BT. 22:30→05:30扇沢 7時間〈¥4,700〉
 
(夜行泊+)1日目 2005/09/11 (sun.)
扇沢〜爺ヶ岳〜冷池テント場
行程7時間25分 [5時間50分]
天候悪し
扇沢 1420m 気象;曇り 気温;19℃
04:50着
05:25出
バスは扇沢BTに予定より早く着いた まだ真っ暗
雨は降っていないが路面は濡れている 立山側から黒雲が流れて来る 扇沢の駐車場はガラガラだ
途中でレインスーツを着込むのも面倒なので、ヤキソバパンをかじりながら独り雨支度をして柏原新道登山口への舗装路を戻り始める
 13分
柏原新道登山口 1330m 気象;曇り 風;無風 気温;21℃
05:38入山 薄明るくなってきた こちらの駐車スペースの方が込んでいる 登山口で登山届けを投函する
モミジ坂は栂の森 ジグザグの登山道を登り始める
 30分
CATVアンテナ 1560m 気象;曇り
06:10 テント泊+6日分なので荷は重いが、よく整備された柏原新道は登りやすい
登山道の左脇にケーブルTVのアンテナがある
 40分
ケルン 1750m 気象;曇り・薄霧 風;無風 気温;20℃

杉の木の下にケルンがある
06:50〜06:55
ケルンのあたりから景色が変わってくる 左手の山々が荒々しくなり
正面の稜線にはポツンと種池山荘が見えてくる
今日は日曜日 天候も悪いので下山してくる方が多い

【ダケカンバ】が鮮やかな赤い実をつける

種池山荘が見えてくる
 20分
石畳の始まり 1860m 気象;曇り・薄霧
07:15〜07:25
この辺から平板な石畳の登りになるが
斜度は緩くなるので、濡れた岩上での
スリップに気をつければ登りやすい

一部では紅葉が色付き始めている 
道端の【ヘビイチゴ】
 1時間05分
水平道 始まり 2110m 気象;曇り・薄霧 気温;19℃
崩落地帯を横切る
08:30〜08:45 長い石畳の登りが終わると、さらに斜度が緩くなる
 40分
崩落場 2280m 気象;曇り・薄霧
09:25 小さな崩落箇所を横断 落石とすれ違いに気をつければ問題ない
ここを過ぎれば種池山荘も近い

柏原新道は斜度もなく、木や石が階段状に積んであり、崩れ止めや
排水路、急な箇所には鉄階段など大変よく整備されている
保守管理をされている方々 『ご苦労様です』
 25分
種池山荘 2450m 気象;濃霧 北西風 気温;17℃
09:50〜10:00
0261-22-1263
〈¥150/L〉
DoCoMo
小屋周りの草原には沢山の【コバイケソウ】が種子をつけている
今年の夏は【コバイケソウ】が大開花したようだ
ガスが濃くなり遠方の視界は無い 稜線に出たため風が強くなり
一気に体感温度が下がる

休憩して山荘を後にする 低木帯を抜け左に折れてから、
爺ヶ岳へのガレた登り入ると 登山道に雷鳥の親子がいる
追いかけている気は無いが、しばし一緒の登山を楽しむ
霞んだ爺ヶ岳を目指す 天然のロックガーデン 【雷鳥】 夏衣
 50分
爺ヶ岳 南峰 2660m 気象;小雨・濃霧 北西風 気温;17℃
10:50〜11:00 とりあえず南峰に上がるが、キリで展望は無い 小雨も振り出してきた
 往復6分
 10分
爺ヶ岳 中峰 2670m 気象;雨・濃霧 北西風 気温;18℃
11:10〜11:30
黒部側につけられた登山道 中峰頂への分岐点で霧の切れ間を待つ 下のほうに種池山荘、先の冷池山荘あたりまでは見えるが鹿島槍はなかなか姿を見せてくれない 
越中側から雲がどんどん湧き上がる 風雨も強くなったのであきらめて先に進む

どこから見てもポツンと立つ種池山荘

爺ヶ岳中峰分岐から南峰を帰り見る
 25分
爺ヶ岳 北峰 2631m 気象;雨・濃霧 北西風 気温;16℃
11:55
北峰は黒部側をトラバース 雷音も数回轟く中、ハイマツ帯を下る 見えていた小屋までの道が長く感じる

手前が爺ヶ岳北峰 奥の尾根が鹿島槍に続く 途中に冷池山荘がある

黒部の谷は雲のダム
 25分
赤岩尾根分岐 2380m 気象;大雨 北西強風 気温;17℃
12:25 赤茶のガレ場を下りきり、シラビソ林の中を登り返せば山荘がある すでにドシャ降りに強風だ
 10分
冷池山荘 2420m 気象;大雨 乱強風 気温;17℃
12:25〜12:40
0261-22-1263

〈¥500/張〉
〈¥150/L〉
DoCoMo
冷池山荘(ツベタイケ)に着く ほんとにツベタイ
テント泊の手続きをして改築された山荘で一息つく
テント場までは山荘からさらに10分ほど登る

信州側は崩落したガケなので日没後に山荘に行くのは注意
 10分
冷池テント場 2460m 気象;大雨・薄霧 北西強風 気温;16℃
12:50着〜13:15 大雨と風の中でテントを設営する 荷物をテント内に入れるのに一苦労だ
シュラフに包まり寝る うとうとから目覚めるとテント内に浸水
強風でテントがばたついて シームテープが剥がれてしまった箇所がある 『チキショウ』 
持ち合わせのガムテで応急処置する シュラフは濡れていないが床はすでに濡れてしまった
16:30頃
雨がやんだ 風は少しある 富山側の雲も晴れ立山連峰がよく見える テント内を整理する

冷池のテント場

万年雪を抱える剱

優雅な立山

立山連峰に黄昏


夕食を済ませ18:00に寝るが
湿ったテント内はいやな感じ
  
2日目 2005/09/12 (mon.)
冷池テント場〜鹿島槍ガ岳〜五竜岳〜五竜山荘
行程9時間40分 [7時間45分] 
天候回復 岩場・急昇降が続く
0:00頃 強風で目覚める 夜空は星だらけ 今日のいい天気に思いをはせ、また寝る
3:40 起床 強い風は収まった 朝食を済ませ4:00から開いている小屋に下りて水を補給する
野営撤収するが、濡れたテントに小粒の砂礫が絡み処理に手間取る
冷池テント場 2460m 気象;晴 北西風 気温;9℃ (4:00)
04:45出立
暗がりの中、ヘッドランプを頼りにナイトトレール 鹿島槍を目指す じきに山の新しい朝が来る

Patagonia
-colorの夜明け

布引岳の尾根から日が昇る
 55分
布引岳 2683m 気象;晴 北西風 気温;11℃
05:40〜05:55
布引岳頂上からは鹿島槍ガ岳の双耳峰が美しい 他もすばらしい展望だ

朝日をあびる鹿島槍ガ岳

タテヤマキャンバス,カゲカシマヤリ

信濃側の雲海 富士山も見える

槍穂も近い
引岳からは鹿島槍ガ岳南峰への砂ザラを登る 濡れた荷が昨日より重い 小休止をまじえゆっくり歩む
 45分
鹿島槍ヶ岳南峰 2890m 気象;晴 北西風 気温;12℃
06:40〜06:55
DoCoMo
鹿島槍ヶ岳 南峰頂上には人も少ない 静かに360°のパノラマを楽しめる
北峰への吊尾根に入るため
ストックを収める
いきなり岩場の急下降 続いて高度感あるナイフエッジ 展望も申し分ない
軽荷で登ってみたい
北峰へは分岐点にデポしてピストンして行く
15分
 20分
鹿島槍ヶ岳北峰 2842m 気象;晴 北西風
07:15〜07:35
北峰からは足下のカクネ里もよく見える 北峰から八峰キレットを覗く→
コレがキョウのススムみち  
分岐点に戻り荷物を背負い、八峰キレットの底(2518m)に落ちて行く
すぐにキレット小屋の屋根も見える
ここの下りは濡れていると滑りやすい
先のキレット核心部と言われている場所より注意が必要でした。
スラブな岩が濡れた大理石の床のようにスリッピー
[小屋まで20分]の看板からキレット核心部 しっかりとしたクサリとハシゴで
整備されているため渋滞さえしなければ問題ない 
 55分
キレット小屋 1754m 気象;晴 気温;14℃
08:30〜08:40
DoCoMo
キレット核心部を抜けたら小屋までほとんど垂直に降りる 凄い場所に小屋があるもんだと感心する
『どうやって物資を運ぶのかしら?』
小屋で休憩して五竜岳に向かう 岩場の稜線が続く
 1時間
口ノ沢のコル 2416m 気象;晴 気温;16℃
09:40〜09:50
鹿島槍と五竜間の最低鞍部
五竜が近づき、どんどん大きくなった
「五竜岳は唐松側からがBest」と言う人もい
るがここからの五竜も 『ナカナカのものだゾ』
←右から緑の北尾根ノ頭
    〜灰色のGのコブ〜五竜岳主峰と連なる
 25分
北尾根ノ頭 2560m 気象;晴 気温;17℃
10:25〜10:30
後ろの鹿島槍 左手には立山連峰 前には五竜が望め休憩に良い場所
五竜岳の前にはGと呼ばれる石峰が立ちはだかっている
その先、五竜岳主峰への急登りも確認できる
 赤坂のガレを登る 息が切れる
   ここまで鹿島槍ヶ岳? 【北尾根ノ頭】とはこれいかに!?  
 1時間
G5 2615m 気象;晴 気温;18℃
11:35〜12:00
クサリ部を登ったG5の狭い岩のスペースで、のんびりトカゲする
G峰も複雑にアップダウンがある岩場『ワクワク楽しい』 日は高くなり岩肌はドライだ

今朝はあそこに立った




【クジャクチョウ】が岩陰で羽を休めている

荒々しいGの稜線
 15分
G4 2610m 気象;晴・上は薄ガス
12:15
G4から短いやせ尾根を抜け 五竜岳主峰に入る 
急登り バリバリに割れた砕石のガレ場は登りづらい
重力が荷の存在を強調する
『キツイぞ』 高度計の数値が50m減るごとに立ち休みを取りながら進む
砕石岩には植物の化石が多く観察される → 
1時間05分
五竜岳 2814m 気象;霧 北西風 気温;17℃
13:20〜13:40
DoCoMo
頂に立つのが少し遅かった ガスがとり巻く 少し離れた三角点からも何も見えない

あれが五竜の頂上

[後立山縦走路]の木標の文字に『ニヤリ』

後ろに霞んでいるのが三角点
体力があれば唐松までとの甘い考えもあったが すでにその気はすっかりなくなった
手前のピークを折れて霧靄の中、G2〜G0各基部を巻きながらダラダラ五竜山荘に下る
三角点まで 5分

 45分
五竜山荘 2490m 気象;薄霧 北西風 気温;16℃
14:25着
0261-72-2002
¥500
張〉
〈¥100/L〉
DoCoMo
山荘で手続きをしてテントを張る  今日のテント場は計6張
しばらく荷物を入れずに昨日の濡れ物を乾かす
ここのテント場は平らで適度なスペースが段々畑状 山荘と共に好感が持てる
テント内も乾いたので荷を入れ夕食を食べる 『うまい!』
 〜今夜の一品は〜
【サフランリゾット 魚肉ソーセージ入り】に
パルメザンチーズとポルチニを振ってみました
上手にアルデンテに仕上がりました
昨夜の湿り気を乾燥させるため 
Wストックと細引きで簡易物干しを組む 
後ろが五竜山荘→
山荘で19:00前の天気予報をcheck
 [明日は晴れるますが、その後3日間は台風崩れの低気圧が日本海に入るため
荒れ模様でしょう]  『あらあら、どうしましょう』 とりあえず寝る

信濃大町の夜景
夜中に風が強くなる 越中側からの強風だ 昨夜より強い テントが歪む
少しファスナーを開け外を探る 幸い雨は降っていないが濃霧だ
昨夜の水漏れ補修箇所を確認する 
3日目 2005/09/13 (tue.)
五竜山荘〜唐松岳〜八方尾根→八方
行程6時間40分 [5時間]
濃霧で待機が長引く 予定変更で八方に下山
3:00 テントのバタツキ音で目覚める 結局、朝になっても強風と濃霧の状態が続いている 
『この状態が続くと今日は天狗平までしか進めない… その先も天候が悪いと楽しくないなぁ』
朝食をしながら思案中 テント内で待機の間にもう1食ヤケ食いして、また寝る
6:00 天候変わらず テントから山荘も見えない 取りあえずテントを撤収して山荘で待機する
強風だが昨日のように濡れていないためテント畳みはスムーズ
待ちきれない数パーティは白いスープの中を五竜岳に向いだす

やはり山荘で待機している地元のおじさん・おばさんのグループに交ぜてもらい話し込む
「あと2、3時間もすれば今日は晴れるさ」とおじさんが笑いとばす 地元の方々の話なので信じる
おばさんからは雪山トレッキングなどの話を聞きもりあがる
7:00 信州側には晴れ間も見えてきたが基本的状態は変わらず
   『今回は白馬〜親不知は断念しよう』 決定する
下山は八方尾根とする 地元のおじさんの天気予報に期待
山荘に貼ってある時刻表で電車の時間を確認
すでに、待機しているのは自分と地元のおじさん・おばさんのグループだけだ
ルートの確認をして時間を逆算する 出立は8:00だ
五竜山荘 2490m 気象;濃霧 西強風 気温;10℃ (6:00)
08:00出立
地元のおじさん・おばさんのグループに別れを告げ出立
風がかなり強い レインスーツが煽られる
霧が濃いので雷鳥が現れて姿に似合わない泣き声をあげる
ここでも親子連れだ  白岳を越えるとガスが少し晴れてくる
晴れていれば きっと青空に映える這松の緑なのだが→ 
 45分
大黒岳 2380m 気象;霧 北西強風 気温;12℃
08:45
小ピークを越え大黒岳に続く道は黒部側と信州側を行き来する稜線を行く
黒部側は風が吹きつけ歩いていても少し寒い位なのに
信州側の森に入ると無風で蒸し暑い
 後立山連峰の非対称性を身をもって感じる


信州側の森に咲く花火のような
【シシウド】
【後立山連峰の非対称稜線】
西の越中側はなだらかな斜面に低木帯
東の信州側は崩落のガケ状態となり、僅かな
スペースに所々小さな緑を形成している
冬、日本海からの雪と風が゚雪庇を造り
日照による解雪の差が東西で異なる侵食を
繰りかえしたために成した地形であろうか
オンショアの海でブレークするのを見ているよう →
大黒岳から少し下り、ガレ場の登りが始まる もくもくと登ると奇岩の尾根に出る
 15分
奇岩稜 2380m 気象;薄霧 北西強風 気温;13℃
09:00〜09:10
奇岩を見ながら休憩 菱形、鳥の頭など色々な物に見えて面白い ここでストックを収納する

色々な奇岩がある

奇岩稜の向こう側を登ってきた

右上 ケルン状の岩は天然
岩場の牛首に取り付く この先の唐松岳頂上小屋まで急な岩場が続くが
岩場よりも足元の崩落帯の
ガレが崩れやすく不安定
強風に負けないように岩場を登る ガスに隠れて上部は見えない
 この登りの前に[ストックを収めて]の看板がある→ 
面倒がらずに指示従った方が良いでしょう   
 50分
唐松岳頂上小屋 2620m 気象;薄霧→晴れ 北西強風 気温;15℃
10:10着 〜10:35待ち
DoCoMo
小屋に着いても相変わらずのガスと強風 小屋でコーヒー〈¥500〉を頂き、情報を集めながら低雲が去るのを待つ
今年、崩落事故のあった大雪渓も8月14日から通行可能の案内がある
風のためにすぐに冷めてしまったコーヒーを飲みながら行動食を取っていると、白馬側から来た方が「真っ白の中マーキングだけ見ながら来たよ」と笑う
そうこうしている内に低雲が切れだして青空が見え始めた 五竜、唐松の山々が姿を現す
 『五竜山荘にいた地元のおじさんを信じて良かった!』

堂々とした五竜の山姿

岩礫と緑と青空
すぐにデポして唐松岳の頂へダッシュ 白馬側から来た方も展望台の方に飛んでいかれた
 登り12分
唐松岳 2696m 気象;晴れ 北西強風 気温;14℃
10:47〜11:10
強風と時折雲かかるも展望を独り占め やっと点いたタバコがうまい 
五竜岳はキレット側から登っている時より、どっしりした姿を見せてくれる
立山連峰は深い黒部渓谷を挟み近くて遠く連なり、白馬鑓は槍先を白く輝かせ、すぐ横では不帰ノ嶮(カエラズノケン)が怪しく誘う
その不帰ノ嶮側からご夫婦が上がってこられた 「晴れて良かったですね」
まったくそのとうり 重たい荷、大雨、濃霧に強風 すべて報われる
小屋まで軽い足取りで駆け戻る
すぐ横に不帰ノ嶮 → ↑白馬側も大きく見える
今日の道程が雲を生む
これから下山する八方尾根  
下部は八方ゲレンデ →
 下り8分
唐松岳頂上小屋 2620m 気象;晴 北西 気温;14℃
11:20〜11:25
信州側は暑いだろうからレインスーツの下に着ていたフリースを脱ぐ
ストックも出す 唐松岳頂上小屋からは下りなので荷物の重さを感じない 
クサリをすぎた広場(2554m)で三脚を立て写真を撮っているお兄さんが言う
「今日は八方池からここまで霧で何も写せなかった ここで晴れてよかった」
わかりますその気持ち
 予想以上に暑い Tシャツになる 
 35分
丸山ケルン 2420m 気象;晴 北西 気温;19℃
12:00
丸山ケルンの風裏で八方を登って来られたのであろう、品の良い女性が
お弁当を食べてらっしゃる 「私はここまでで満足ですよ」
 『いえいえたいしたものですよ』

八方尾根を下っていると、登ってくる方々に「小屋まであとどの位ですか?」 「ケルンまで何分ぐらいですか」とよく聞かれる 一瞬返答に詰まってしまう
自分自身が登るタイムならすぐに見当がつくのだが、質問された方々(体力・経験・装備は人さまざま)が登るとどの位かかるのか、直に計算できない 仕方なく自分の時間を答えるのだが…
もしも、私の答えと異なる時間だった方々 すいません 騙すつもりはないのです 

丸山ケルン
丸山ケルンの下をS字に回り込み、扇雪渓を横目に森林帯に入ると【アサギマダラ】が飛び交う花園だ

道が北を向くと正面に天狗平と白馬鑓ヶ岳(2903m)が見える
 50分
八方池 2080m 気象;晴 北西微風 気温;20℃
12:50〜13:20
DoCoMo

杓子岳や白馬岳は雲で隠れている
今日の八方池は風があるので鏡のようにとはいかないが、
天狗平を越してくる風がさわやかで気持ちよい
 『同じ風でも、さっきまでの稜線に吹く風とは大違いだね』
山と雲の動きを眺める静かな時間 Coffeeを立て過ごす

【シモツケソウ】

ケルンと初秋の空
八方池からはトレッキングコースに入り木道が多く敷かれる道となる
 35分
八方池山荘 1840m 気象;晴 無風 気温;23℃
13:55〜14:00
八方のゲレンデが見えてきた
トップリフトを使わず夏のリーゼングラート・ゲレンデを下山する
この部分は登山道がある
小さい池塘の回りに花が咲く 岩岳や五竜のゲレンデも良く見える
展望レストラン横には長野オリンピック時の
女子滑降のスタートハウスがある→

 15分
展望レストラン 1670m 気象;晴 気温;23℃
14:15
ここからもアルペンクワッド・リフトを使わず黒菱側から下りる
コンクリートの急斜面が足先を圧迫する 『Skiならあっという間なのに』
途中からリフトの下をくぐり抜けウサギ平ゲレンデにエスケープ
草原のウサギ平 冬は楽しいこぶ斜面も歩いて直滑降はやはりつらい
『最大斜度30°だっけ?』 夏草が滑りやすい
ウサギ平を横切って、さらに右の迂回コース側に回り109へ向かう
無雪時の109 水色が『ちょっとバタくさくい』 下には白馬の町が拡がる
名木山ゲレンデではパラグライダーの方々が風をさぐっている
 20分
109レストハウス 1400m 気象;晴 気温;24℃
14:35下山
       〜15:00散歩
DoCoMo
109で【すりおろしリンゴソフト(¥300)】を買ってお散歩 ソフトクリームの優しい甘味が美味しい
本当は名木山を歩いて下りたかったが、五竜でおじさんが言っていたようにリーゼンスラロームコースは、まだ放牧地となっていて鉄丈網が張られている 諦めてゴンドラ・アダムに乗る

無雪のウサギ平 冬が待ちどうしい

のんびりと草を食べている牛達の上をゴンドラが通る
9分 ゴンドラ・アダム〈片道;¥840〉
八方 760m 気象;晴 気温;28℃
ゴンドラ下り場
15:10着
スキーシーズンでない平日の八方は静か テコテコ歩いてBTに向かいながら
ぼっか神社で無事下山のお参りをする
 15分
八方BT
15:25着
白馬駅行きのバスの時間を確認し すぐ横の【八方第一の湯】〈¥500)に浸かる 誰も入っていない 『ふぇ〜気持ちいい』 熱めのお湯好きにはたまらない
湯から上がると唐松小屋で会った方が入ってきた
「上で写真を撮っていて遅くなっちゃたよ」 これから車で帰るそうだ
自分は荷物を整理し、乗客独りのバスで駅に向かう
5分 アルピコバス/路線;八方BT16:35→16:41白馬駅〈¥180〉
白馬駅 【特急あずさ】の最終に合わせる 電車の待ち時間があるので駅前の食堂で蕎麦定食を食す
北海道から来た登山の方が「大雪渓を下りてきたが、すでにガレ場の高巻き道になっていた」と残念そう
16:41着
 
ローカルな大糸線 ワンマン列車って? ボタンを押さないとドアが開閉しないの? 初体験
6時間 JR 白馬17:54→18:30信濃大町18:55→19:55松本
                        【Sあずさ36号/R】20:02→22:37新宿→0:00自宅〈¥8,080〉

天気図  この山行時の天気図 ;株式会社ウェザーマップ/気象人 のページへリンクさせていただいております
装 備 水タンク:1L+2L 食料:10食(残5食)+行動食7日分(残4日) 〜5泊の予定が2泊になったため
 テント、3シーズンシュラフ

 
コンロ(中カートリッジ*1)
 60Lザック+Wストック=(19kg)
反省点 テント水漏れ テントの確認をして出かけたが、強風で弱ったシームテープ部が剥がれてしまった
出発前の確認をもっと丁寧に 雨準備も怠り無く
軽量化 正直『登りがきつい』 とりあえず【山と高原地図/旺文社】の標準タイムぐらいだが小休憩が多くなる
一日で移動できる距離が長く・早くなれば、悪天候に遭遇する確率が減り、余裕が生まれて色々なモノを見つけたり、観察できる スケッチの時間も作れる
そのためには体力をつけるか、荷を軽くするかだが 体力をつけるのは… 禁煙も…
持ち物・食料は結構削っている 最近の登山用具は軽量化が進んでいる
今のテントは2〜3人用だし コッヘルもアルミだし 少しずつ買い換えましょう
天気予報 もう日本は熱帯になってしまって、山には安定した天気の日が続かないのかしら
[梅雨明け10日]も最近当てにならないし 日本海に低気圧が発生する回数も増えたと思う
今回も天気予報に振り回された感がある ラジオも必要かな
気象予報士ではないが 天気図から、もう少し天候を読めるようになりたい
Good 給水 今回から導入したハイドロレーションシステムは使いやすかった
すれ違い待ちや、立ち休み時に『チュピッ』とやれる
ごくごく飲まないので飲料の量も総合的に少なくなった(1.5L/day)
感 想 ナンダカンダ言って2日目、3日目は晴れ間に綺麗な山姿を観る時間に遭遇できたので満足
重たい荷もトレーニングと経験だと思える

五竜山荘で一緒に待機していた地元のおじさん・おばさん 良い情報をありがとうございました
今回、断念した白馬〜親不知は来年狙います


【雲を待つ雷鳥】
今回は帰路の電車内で描きました

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