天気図 |
この山行時の天気図 ;株式会社ウェザーマップ/気象人 のページへリンクさせていただいております |
装 備 |
水タンク:1L 1食+行動食1日分 (食は残)
コンロ(中カートリッジ*1)、ツエルトシート、スコップ
30Lザック(9kg)
足元 ;山スキーセット、兼用靴 orアイゼン
手元 ;Wストック orピッケル
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反 省 |
モナカ雪 |
モナカ雪には泣かされた 悪雪を滑るのはまだまだ苦手だ
ゲレンデでは薄い雪層の下にアイスという状態はよくあるが
逆のアイスの下に重雪の状態はオフピステならではであろうし、春山はこの状態があたりまえなのであろう 『克服せねば』
今回はなんとか滑り降りることができたが、現在の自分のスキー能力・体力では場合によっては歩いて下山しなければならない状況も考慮する必要があると思った
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荷物 |
ちょっと過剰装備気味の荷だった 特にもしも時の衣類が多すぎた
確かにこの時期の山は天候の急変等の怖いものがある
この前の連休中にも遭難騒動が相次いだ しかし今日の天気図と行動計画
備えることは大切だが、それでも過剰は良くないのだ
軽量によるスピード・体力維持のほうが大切な場合もあるのだ |
感 想 |
安房トンネル(峠) 道路の関係もあるが自分の観念からすると釜トンネルが北アルプスの南の玄関で
乗鞍は御嶽とセットで北アルプスとは別の山帯のイメージがある
今回の乗鞍、先月登った御嶽 両山とも【地質学的には北アルプスに分類され(諸説あるが)、
3000m級の独立的峰で火山性の生い立ち】 と言葉・科学的には似たような山
しかし、御嶽はやはり信仰の山であったし それに比べ乗鞍は人が遊んだり寛いだりと暮らしに近い山に思えた
この違いは歴史や点在する人工物、麓の雰囲気によるモノが強く影響しているのは明らかだが
それ以外にも山の形状が影響していると思う
御嶽はその巨体を裾から頂部までをグイと段差少なく結んでいて「我ココニ鎮座スル」という容姿だが
乗鞍は頂部の斜度は御嶽のそれよりも鋭いが、それは山全体からすればごく一部でありその他はなだらかで平坦な高原が多い 平地があれば人は生活を考える それが山の望める美しい森であればなおさらであろう
今回出逢った方々は皆さんツワモノだった 板を担ぎ急斜面を登り、滑り、悪雪も難なくこなす
名も知らぬ山のツワモノと同じ日、同じ山に一緒に入れたコトはとてもうれしかった
自分はヘトヘトになってしまったが そのぶん春の山スキーを楽しめた。 |