白州 尾白川 |
まずは中央高速を長坂ICで降りて 尾白川へ向う。
尾白川は、南アルプスの名峰;甲斐駒ヶ岳を源とする清流だ。
サントリーが、蒸留所をこの白州に建てた事が、水の清らかさを示している。
今日は渓谷まで深入りせず、神社横の河原でCoffee野点を楽しむ。
急峻な山を滑り下りてきた清流も、ここに到り白い花崗岩を取り巻きながら、ゆっくりと流れている。
渓谷や稜線はすっかり紅葉色 いつもの登山とは、また違う山の景色に観得てくる。 |
遊歩道は黄葉のトンネル |
吊り橋の先は甲斐駒 黒戸尾根とりつき |
尾白川の清流 |
数年前、竹宇駒ヶ岳神社は火災で焼失してしまった。
しかし今回訪れてみると、拝殿・本殿が新設されていたので、ピカピカの社をお参りする。 |
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御神祭に神の名も祀られているが、この神社の御本尊は、あきらかに神社の後ろで
そびえる甲斐駒ヶ岳である。
竹宇駒ヶ岳神社は、里宮であり、甲斐駒の頂上2966mの頂に本宮が在る。
以前、この先の黒戸尾根を登った際には、今尚、強い山岳信仰を感じるモノが、
いたる場所で見られた。 |
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甲斐駒ヶ岳の駒とは、建御雷神から生まれた天津速駒(あまつはやこま)という天馬が、
この山に住んでいたのが由来だそうです。
神社のHPによると、“白馬”の天津速駒は、後に聖徳太子に献上されたそうです。
神社では白馬と言うし、私の知識では聖徳太子が斑鳩から飛鳥への通勤や、富士山を
越えた話が伝わる愛馬は “甲斐驪駒(かいのくろこま)”だったはず・・・
本殿裏の黒白龍神社も怪しいし、もともと厩戸だし_
まぁ、とりあえず 『その馬の尾は白かった。』 故に、この川を尾白川と呼ぶそうです。 |