天気図 |
この山行時の天気図 ;株式会社ウェザーマップ/気象人 のページへリンクさせていただいております |
装 備 |
各日 水タンク:1.5L 1食+行動食1日分
コンロ(中カートリッジ*1)、ツエルトシート、スコップ
30Lザック(6kg)
足元 ;山スキーセット+アルペン靴
手元 ;Wストック
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反 省 |
水けは凍る |
雪山登りの体温調節で一番大切なのは、保温ではなく発汗の処理ということを理解
ゴアテックスでも追いつかない 隙間があればすぐに雪が入ってくる
飲料水もザック内の背中近くに置かないと凍る 一度凍りついたモノは、夏の濡れモノのように、ほおって置けば自然に乾くコトは無い 溶かすには安定した場所と大量の燃料が必要になる |
無精はだめ |
メモや写真 細かい指仕事をグローブ越しで行うのは雪山では大仕事
グローブを外すと再装着がめんどくさいし、外したグローブはすぐに凍りだす
ポケットのボタンはスナップよりマジックテープ、ファスナーも大きい摘みにするなど無精に対する考慮がいる
今回、行動中のスキーシールの脱着は無かったが、強風や大雪の中で確実に行うのは経験や慣れが必要であろう |
入山前の情報 |
無雪期にも登ったことが無い両山 今回あまり状況を下調べをせずに入山した 冬山のルートは状況や雪の状態で夏山時とは異なる 情報は少ないがネットや本をもう少し調べれば、根子岳の頂部や霧ヶ峰の天然記念物エリアの状況など前もって解ったかもしれない |
滑る体力 |
せっかくスキーで登ったのだから 楽しく滑る体力を残すペース配分で行かないと |
感 想 |
根子岳から見える北アルプスは白い衣をまとった寝観音姿で雪山debutの自分を見守ってくれた 頂での胸ラッセルも経験できた
車山の尾根はスキーハイク的だったが、静かな雪稜線歩きを満喫できた
今回の両山、根子岳も車山もスキー場の延長にあるので 山スキー・冬山登山と言うにはまだ早々かもしれない
それでも夏山では観るコトができないモノをみれたし、今まで経験したことが無いコトが沢山あった
雪山を登るひとつの方法として山スキーの道具はすばらしい機動力を魅せてくれた 今回はアルペン靴だったが、兼用靴になればさらにフィールドは広げられるだろう
オフピステを滑り降りるのも魅力的だ もう少し滑りに自信がついたら根子岳で出会ったmogulerお兄さんのように山を滑ってみたい
雪山での行動は夏山とはまったく違う いくらあっても多すぎない体力と気力 桁外れに増すさまざまな要素、危険・気を配らねばならぬコト・きちんとやらなければならぬコトが増える
『自分の行動を自分の意思を持って正す』 下界でダラケた生活の自分にはまさに行 ソコにはまりそうだ
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